□□□ お出かけ 〜石川県羽咋・能登金剛ドライブ 後半〜 □□□ [お出かけ]
〜石川県羽咋・能登金剛ドライブ 後半〜
前記事の続きです
気多大社を後に、同じく羽咋市にある金栄山(きんえいざん)妙成寺(みょうじょうじ)を訪れる
人の少なさ(貸し切り状態)、広さ、静けさ、それに仁王門越しの五重塔は雰囲気十分
京都の観光目的に整備され過ぎた神院などとは違って
必要以上に手の入っていないと思われる素朴さ、当時のままの姿(?)がとっても気に入りました
元和4年(1618)建立の五重塔他、本堂を含め、祖師堂、二王門、五重塔(北陸唯一)など14棟中10棟が重要文化財に指定
現在、日蓮宗の七堂伽藍が古建築で完全に保存されているのは、日本で唯一だそうです
写真では上手く表現出来てないけど・・・(笑)
妙成寺 1 仁王門 寛永二年(1625)建立。単層三間一戸の楼門で、屋根は入母屋造り棧瓦葺
妙成寺 2 阿形の仁王像 妙成寺 3 吽形の仁王像
妙成寺 4
妙成寺 5 左から本堂、祖師堂、鐘楼
妙成寺 6 均整の取れた美しい鐘楼 寛永2年(1625)の建立 袴腰附入母屋造、柿葺
妙成寺 7 正面から見た五重塔
妙成寺 8 五重塔入り口扉の装飾(全ての扉に違った彫りものが・・・)
細部にも凝った彫ものが・・・
妙成寺 9 妙成寺 10
妙成寺 11 書院庭園から眺める五重の塔
妙成寺 12 普段はあまり撮りたいと思わないかえるさん(苦手な人、ご免なさい)
妙成寺 13 お昼に食べた茶屋のおそば、とっても美味でした。
羽咋を後にして一路能登金剛めざしてGO
本来なら巌門・機具岩・関野鼻・ヤセの断崖 と 順に見て行くものなのですが時間の都合でいきなりヤセの断崖へ
【ヤセの断崖】
松本清張の小説「ゼロの焦点」の舞台となり、一躍有名になった険しい断崖絶壁。
日本海にせり出すように切り立った絶壁は高さ35m。
その昔、その周辺の土地がヤセていたことや、
その断崖に立つとヤセル思いがするところから「ヤセ」の名が付いたといわれている。
小説の中では、ヒロインが最後に身を投げた場所となっている。
崖に沿って遊歩道が設けられているので、スリルを味わいながら散策ができる。
ところが、平成19年3月25日の能登半島地震において、断崖の先端が崩落する等の被害を受け
当時の断崖は無くなっていました(残念)
今は復旧工事が終了し、新しく設置された展望台からは日本海の美しさと、
能登金剛の奇岩の景観が楽しめるようになっています。
関野鼻はいまだ立ち入り禁止でした。
ヤセの断崖 1 展望台より南側を臨む
ヤセの断崖 2 ヤセの断崖 3
ヤセの断崖 4 以前はこの先(写真左側)に断崖があったはず
ヤセの断崖から南へ300m位にある「義経の船隠し」へ
下へ降りられる場所があったので危険承知で・・・眼下を見下ろす(それなりの雰囲気は十分感じられました)
ヤセの断崖 5
ヤセの断崖 6
ヤセの断崖 7 (義経の船隠し)
案内板には、「文治二年、兄・頼朝の厳しい追手から逃れる義経と弁慶が、奥州に下る途中に折からの海難を避けるため、
入江に48隻の舟を隠したと伝えられる岩場です。」と書かれています。
ヤセの断崖 8
再び展望台へ戻って北側を臨む(一番上の少し霞んでいるのが猿山岬 この少し沖合が震源地だったそうな)
ヤセの断崖 8
ヤセの断崖 9 (岩場に咲く「ハマゴウ」)
崩落前の「ヤセの断崖」をいろいろ調べてみて比較をとも思いましたが人の写真を勝手に掲載する訳にも行かず・・・
こちらのサイト(http://www.360navi.com/photo/19ishikawa/06sekino/01yase/10page.htm)が分かり易いかも
以上で今回のドライブは終了です
相変わらず行き当たりばったりの行動で後悔の連続・・・(笑)
事前計画はやっぱり必要ですね
一年ぶりの金沢、今回は単独行動の予定日が雨で流れたのがちょっと残念でした(笑)
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最後までご覧いただきありがとうございます
またのご訪問をお待ちしています。
手の入ってない感じが良いっていうの分かります~
素朴さというか昔のままな雰囲気が良いですね^^
断崖すごいですね~
2時間ドラマのラストに使えそうですねww
by **NAO** (2009-09-10 11:19)
**NAO**さん こんばんは
いつもコメントありがとうございます。
神社仏閣巡りが趣味でもないのですがここは一目見て気に入りました、団体行動でなかったらもっとじっくり撮っていたのですが・・・
能登金剛、金沢や北陸テーマのの2時間サスペンスでは良く出て来る場所ですね(笑)もう少し時間があればこの先の輪島や曽々木あたりまで足を伸ばしたかったのに・・・残念。
でも、毎年帰省するので撮影メインでじっくり・・・がささいな夢です(笑)
by y_n (2009-09-15 23:51)
素晴らしいですよね〜〜。
日本の木造建築技術は…。
最近は便利上、機械でやってしまうものが多いと思うんですが、
やはり人の手でつくったものというのは
感動を呼びますね^^
こういう文化、大切にしたいですね^^
by ルッコラ (2009-09-20 21:28)
ルッコラさん♪ こんばんは
亀レス m(_ _)m です
地方の隠れ名所(私が知らないだけ?)って結構ありそうですね
明治以降の近代洋風建築も好きだけど江戸以前の木造建築、これからもじっくりと観察していきたいものです。
コメントありがとうございます。
by y_n (2009-09-27 01:02)